3人家族になると、食費や水道光熱費だけでなく、教育費を中心に支出の幅が広がります。
生活費に関して「毎月いくらあれば足りるのか」「ほかの家庭と比べて多いのか少ないのか」と不安や疑問を抱えている家庭も多いでしょう。
3人家族は子どもの成長とともに生活費が変化していくため、今の生活を安定させるだけでなく、将来に向けた資金準備を両立させることが重要になります。
本記事では、3人家族の生活費の平均を項目ごとに整理したうえで、二人暮らしとの違いも比較します。
記事を読むことで、3人家族に合った無理のない生活設計を考えるために必要なことがわかるようになるでしょう。
コンテンツページ

3人家族の毎月の生活費の平均は、総務省の調査では324,047円でした。生活費の平均の内訳を以下にまとめました。
| 項目 | 金額 |
| 食費 | 92,240円 |
| 住居費 | 17,629円 |
| 水道光熱費 | 25,626円 |
| 家具・家事用品代 | 13,475円 |
| 被服および履物代 | 10,034円 |
| 保健・医療費 | 16,445円 |
| 交通・通信費 | 49,752円 |
| 教育費 | 10,887円 |
| 教養娯楽費 | 29,433円 |
| その他の消費支出 | 58,525円 |
総務省『家計調査 家計収支編 第3-1表 世帯人員別1世帯当たり1カ月間の収入と支出』より筆者作成
3人家族の場合、持ち家であるケースと賃貸であるケースに分かれます。上記のデータでは持ち家率が85.1%であるため、住居費の平均値は低く算出されています。
持ち家と賃貸でデータが分かれていないため、住居費の平均値は参考にしにくい状況です。よって、住居費以外の項目を細分化して平均値を紹介します。
3人家族の食費の平均は92,240円であり、全体の3割近くを占める出費です。
| 項目 | 金額 |
| 穀類 | 9,072円 |
| 魚介類 | 6,095円 |
| 肉類 | 8,727円 |
| 乳・卵類 | 4,654円 |
| 野菜・海藻 | 9,792円 |
| 果物 | 3,216円 |
| 油脂・調味料 | 4,248円 |
| 菓子類 | 8,076円 |
| 調理食品 | 14,073円 |
| 飲料 | 5,974円 |
| 酒類 | 3,415円 |
| 外食費 | 14,899円 |
総務省『家計調査 家計収支編 第3-1表 世帯人員別1世帯当たり1カ月間の収入と支出』より筆者作成
家庭での自炊に関わる食材費を合計すると、穀類・魚介類・肉類・野菜など基礎的な食材が中心であることがわかります。
しかし、調理食品と外食費は自炊の費用とは別枠でかかっている費用で大きな割合を占めています。3人暮らしでは月に数回の外食でも家計に与える影響は大きいでしょう。
水道光熱費の平均は25,626円であり、全体では5番目に高い重要な出費になります。
| 項目 | 金額 |
| 電気代 | 13,915円 |
| ガス代 | 5,096円 |
| その他の光熱費 | 1,319円 |
| 上下水道料 | 5,295円 |
総務省『家計調査 家計収支編 第3-1表 世帯人員別1世帯当たり1カ月間の収入と支出』より筆者作成
夏と冬はエアコンの使用頻度が高まり、電気代がさらに上昇する傾向があります。
また、子どもがいる家庭は入浴回数や湯量が増えやすく、特に冬場はガス代の負担が大きくなりやすいでしょう。
家具・家事用品代の平均は13,475円であり、家電などの生活に必要な設備や洗剤・スポンジなどの家事に必要な費用が該当します。
| 項目 | 金額 |
| 家庭用耐久財(家電など) | 4,584円 |
| 室内装備・装飾品 | 557円 |
| 寝具類 | 761円 |
| 家事雑貨 | 2,626円 |
| 家事用消耗品 | 3,995円 |
| 家事サービス | 951円 |
総務省『家計調査 家計収支編 第3-1表 世帯人員別1世帯当たり1カ月間の収入と支出』より筆者作成
日々の消耗品だけでなく、家電や家具といった耐久財も含まれるため、月によって変動が出やすい項目です。
家事用消耗品は、洗剤やトイレットペーパー、ラップ類などが該当し、毎月必ず必要になる支出であり、人数が増えるほど使用量も増えやすくなります。
まとめ買いがしやすい項目でもあるため、価格を比較しながら購入すると、支出を抑えることにつながるでしょう。
被服および履物代は、平均10,034円の費用がかかる項目です。
| 項目 | 金額 |
| 和服 | 85円 |
| 洋服 | 3,973円 |
| シャツ・セーター類 | 2,085円 |
| 下着類 | 1,014円 |
| 生地・糸類 | 67円 |
| その他の被服 | 780円 |
| 履物類 | 1,453円 |
| 被服関連サービス | 577円 |
総務省『家計調査 家計収支編 第3-1表 世帯人員別1世帯当たり1カ月間の収入と支出』より筆者作成
洋服は普段着や通勤着、子どもの衣類などが含まれます。子どもは成長が早く、着られる期間が短いため、買い替え頻度が高くなりやすいです。
季節ごとの買い替えも発生しやすいため、年間を通して一定の出費が見込まれるでしょう。
3人家族の保険・医療費に関する支出は、平均すると16,445円です。
| 項目 | 金額 |
| 医薬品 | 2,940円 |
| 健康保持用摂取品 | 1,031円 |
| 保健医療用品・器具 | 2,995円 |
| 保健医療サービス | 9,479円 |
総務省『家計調査 家計収支編 第3-1表 世帯人員別1世帯当たり1カ月間の収入と支出』より筆者作成
金額が大きいのは保健医療サービスであり、病院での診察や治療費が含まれます。
子どもは発熱やけがなどで通院回数が多くなる傾向があります。不測の事態にも対応できるように一定の費用を見込んでおく必要があるでしょう。
交通・通信費の平均は、全体でも3番目に高い49,752円であり、家計への影響が大きい項目です。
| 項目 | 金額 |
| 交通費 | 6,239円 |
| 自動車等関係費 | 31,075円 |
| 通信費 | 12,438円 |
総務省『家計調査 家計収支編 第3-1表 世帯人員別1世帯当たり1カ月間の収入と支出』より筆者作成
自動車等関係費には、自動車の購入費用だけでなく、維持に必要な自動車保険料、車検費用、駐車場代、税金なども含まれます。
3人家族では、子どもの送り迎えや買い物、レジャーなどで車の利用頻度が高まりやすく、自動車等関係費の支出が増えやすい傾向があるでしょう。
通信費はスマートフォン料金やインターネット回線費用が該当しますが、家族の人数が増えるほど固定費は増加しやすいです。
3人家族の教育費は、平均10,887円です。
| 項目 | 金額 |
| 授業料等 | 8,772円 |
| 教科書・学習参考教材 | 162円 |
| 補習教育 | 1,953円 |
総務省『家計調査 家計収支編 第3-1表 世帯人員別1世帯当たり1カ月間の収入と支出』より筆者作成
授業料等には、保育園・幼稚園・学校の費用などが含まれます。実際の負担額は、公立・私立、子どもの進学段階によって異なります。
補習教育は学習塾や習い事などが該当します。特に受験期には負担が大きくなる傾向にあるでしょう。
教養娯楽費は、趣味や学びに関する支出であり、日常生活を豊かにする支出です。平均すると29,433円になります。
| 項目 | 金額 |
| 教養娯楽サービス | 16,390円 |
| 教養娯楽用耐久財 | 2,648円 |
| 教養娯楽用品 | 7,684円 |
| 書籍・他の印刷物 | 2,711円 |
総務省『家計調査 家計収支編 第3-1表 世帯人員別1世帯当たり1カ月間の収入と支出』より筆者作成
教養娯楽サービスは、レジャー施設の利用料や動画配信サービス、旅行関連費用などが含まれます。
教養娯楽用品は、玩具やスポーツ用品、ゲーム関連商品などが該当し、子どもの成長に合わせて変化しやすい支出です。
教養娯楽費は生活の質に直結する支出ですが、見直しやすい項目でもあります。必要な支出と優先順位を明確にしたうえで、無理のない範囲で調整するとよいでしょう。
その他の消費支出は、上記の費用に該当しないさまざまな費用を計上した項目です。平均して58,525円かかります。
【諸雑費】
| 項目 | 金額 |
| 理美容サービス | 3,430円 |
| 理美容用品 | 5,540円 |
| 身の回り用品 | 2,077円 |
| たばこ | 1,287円 |
| 他の諸雑費 | 15,793円 |
【こづかい(使途不明)+ 交際費】
| 項目 | 金額 |
| こづかい(使途不明) | 6,275円 |
| 食料 | 4,445円 |
| 家具・家事用品 | 203円 |
| 被服および履物 | 359円 |
| 教養娯楽 | 1,285円 |
| 他の物品サービス | 465円 |
| 贈与金 | 5,058円 |
| その他の交際費 | 3,247円 |
総務省『家計調査 家計収支編 第3-1表 世帯人員別1世帯当たり1カ月間の収入と支出』より筆者作成
上記に加えて、親族への援助などにかかる仕送り金は9,061円でした。
日常の小さな支出が積み重なることで月5万円以上の規模になります。その他の費用が平均を大きく上回るほど高くなる場合は、日常の意識から改める必要があるでしょう。

3人家族と二人暮らしで生活費にどれくらい差が出るのか、毎月の生活費の平均を以下の表で比較しました。
| 項目 | 3人家族 | 二人暮らし | 差額 |
| 食費 | 92,240円 | 79,340円 | 12,900円 |
| 水道光熱費 | 25,626円 | 22,691円 | 2,935円 |
| 家具・家事用品代 | 13,475円 | 11,564円 | 1,911円 |
| 被服および履物代 | 10,034円 | 7,257円 | 2,777円 |
| 保健・医療費 | 16,445円 | 16,280円 | 165円 |
| 交通・通信費 | 49,752円 | 39,516円 | 10,236円 |
| 教育費 | 10,887円 | 417円 | 10,470円 |
| 教養娯楽費 | 29,433円 | 28,411円 | 1,032円 |
| その他の消費支出 | 58,525円 | 54,799円 | 3,726円 |
総務省『家計調査 家計収支編 第3-1表 世帯人員別1世帯当たり1カ月間の収入と支出』より筆者作成
食費、交通・通信費、教育費は、3人暮らしと二人暮らしで10,000円以上の差が出ている費用です。
食費や交通・通信費は家族の人数が増えるほど費用が増えやすく、増加は避けられないでしょう。
一方で、教育費は母子家庭(父子家庭)の場合を除いて、二人暮らしではかからない費用です。
ほかの費用に関しては5,000円以上の差が出ていないことから、節約方法次第では二人暮らしの生活費の水準で対応できる可能性があります。
二人暮らしから3人家族になった場合は、出費が増えやすい項目に関しては節約に妥協が必要になりますが、その他の費用に関しては水準を上げることなく生活できるでしょう。
関連記事

平均値を参考に3人家族の毎月の生活費を25万円以内・35万円以内・45万円以内に抑える場合に分けてシミュレーションします。
生活費を25万円以内に抑える場合、3人家族では徹底した節約が求められます。費用を以下にまとめました。
| 項目 | 金額 |
| 食費 | 50,000円 |
| 住居費 | 60,000円 |
| 水道光熱費 | 20,000円 |
| 家具・家事用品代 | 10,000円 |
| 被服および履物代 | 5,000円 |
| 保健・医療費 | 10,000円 |
| 交通・通信費 | 25,000円 |
| 教育費 | 10,000円 |
| 教養娯楽費 | 10,000円 |
| その他の消費支出 | 20,000円 |
| 合計 | 220,000円 |
上記のシミュレーションの生活費の合計は22万円であり、25万円を手取りとする場合でも、毎月3万円の貯金ができる計算です。
住居費は手取りの20%~25%程度が目安になるため、50,000円~60,000円が目安になります。
ただし、賃貸で家賃の高い都心に住む場合は、3人で暮らせる物件を探すことが難しいため、家賃の安い地域であることが前提です。
居住する地域を変えることが難しい場合は、ほかの費用をより節約して家賃に回す必要があるでしょう。
また、食費は平均値と比較して大きく節約されていますが、外食は基本的にせず、節約を意識して自炊をおこなうことが前提になります。
節約の難易度は高いですが、手取り収入が35万円を超えている場合は、毎月10万円以上の貯金が可能です。
生活費を35万円以内に抑える場合は、3人家族の生活費の平均値に近い水準になるため、余裕を持って生活できます。
| 項目 | 金額 |
| 食費 | 90,000円 |
| 住居費 | 80,000円 |
| 水道光熱費 | 25,000円 |
| 家具・家事用品代 | 10,000円 |
| 被服および履物代 | 10,000円 |
| 保健・医療費 | 15,000円 |
| 交通・通信費 | 30,000円 |
| 教育費 | 10,000円 |
| 教養娯楽費 | 15,000円 |
| その他の消費支出 | 25,000円 |
| 合計 | 310,000円 |
手取り35万円の場合、一定の貯金が可能な水準に調整して、生活費に余裕を持たせています。
食費を中心に平均値に近い水準に調整しており、住居費は手取りの20%~25%程度である70,000円~85,000円を想定しています。
手取りが45万円を超える場合であれば、上記のシミュレーションでも10万円以上の貯蓄ができるでしょう。
3人家族の暮らしにゆとりを持たせたい場合は、45万円以内に生活費を抑えるシミュレーションを参考にしましょう。
| 項目 | 金額 |
| 食費 | 100,000円 |
| 住居費 | 100,000円 |
| 水道光熱費 | 25,000円 |
| 家具・家事用品代 | 15,000円 |
| 被服および履物代 | 10,000円 |
| 保健・医療費 | 15,000円 |
| 交通・通信費 | 55,000円 |
| 教育費 | 20,000円 |
| 教養娯楽費 | 25,000円 |
| その他の消費支出 | 40,000円 |
| 合計 | 405,000円 |
手取りが45万円の場合は、5万円近い貯金ができる計算であるため、生活のゆとりと貯金を両立できます。
住居費は90,000円~110,000円が目安であり、10万円を超える水準であることから、3人家族でも住む場所を選びやすいでしょう。
家賃の高い地域を希望する場合も、ほかの費用を住居費に回せば、家賃を無理なく負担できます。
家族が増えることで支出が増えやすい食費、交通・通信費、教育費に余裕を持たせているため、家族全員の暮らしの充実につながります。

3人家族で生活費を見直す方法を費用別に以下にまとめました。
食費は毎月必ず発生する支出であり、少しの工夫でも家計全体に与える影響が大きくなります。無理に食費を削るのではなく、支出の内容を整理して無駄を減らすことが重要です。
まず意識したいことは、外食や調理済み食品の利用頻度です。忙しい日には便利ですが、回数が増えると食費全体が大きく膨らむ原因になります。
節約の目標にもよりますが、必ずしも外食や調理済み食品を控える必要はありません。週1回までにするなど、あらかじめ回数や予算を決めておくと管理しやすくなるでしょう。
また、買い物の回数が多いほど、予定外の購入が増えるため、食費がかさむ原因になることも。1週間分の献立を考えてからまとめ買いをすれば、無駄な出費を抑えやすくなります。
3人家族では、子どもの成長にともない食事量が増えやすいため、単純に支出を減らすのではなく、栄養バランスを保ちながら食費を管理する必要があるでしょう。
住居費は金額が大きいため、適切に見直すことで家計全体の負担を軽減できる可能性があります。
賃貸住宅に住んでいる場合は、家賃が収入に対して適切かどうかを確認する必要があるでしょう。
一般的には、家賃は手取り収入の20%~25%が目安であり、30%が無理なく支払える上限となる水準です。
家賃が手取り収入の30%を大きく上回っている場合、適切な家賃が設定されている住居への引越しを検討したほうがよいでしょう。
また、持ち家を住宅ローンで購入する場合は、毎月の返済額の目安を手取り収入の20%~25%程度になるように調整しましょう。
家賃や住宅ローンの返済額の目安は、手取り収入と比較して適切なバランスを考えることが重要です。ただし、居住する地域によって家賃の相場は異なるため、節約が難しい場合もあります。
3人家族の生活費を見直す場合は、交通費や通信費などの費用がかかりやすい固定費の見直しが重要です。
車を所有している場合、ガソリン代だけでなく、自動車保険料、駐車場代、車検費用などさまざまな費用がかかります。
車の利用頻度が高い家庭では必要な支出ですが、使用機会が少ない場合は、カーシェアや公共交通機関の利用を検討するほうが負担を抑えられるでしょう。
また、自動車保険の内容を定期的に見直すことで、保険料を抑えられるケースもあります。
通信費は、スマートフォンやインターネット回線の契約内容を利用状況に合わせて見直せば、費用を削減できます。
格安プランに切り替えられる場合は、毎月の支出を大きく抑えられる可能性があるでしょう。交通費や通信費は生活に欠かせない支出ですが、内容を見直すことで無理なく削減できる場合があります。
教育費は子どもの成長にともなって増える傾向があり、計画的に管理しなければ家計への負担が大きくなる可能性があります。
習い事や塾の費用は、子どもの興味や将来の目標に合わせて選ぶことは大切ですが、数が増えすぎると毎月の負担が大きくなります。
現在通っている習い事が本当に必要か、子どもの負担になっていないかどうかを定期的に見直しましょう。
また、教育費は児童手当や自治体の教育支援制度の活用で、家計にかかる負担を軽減できる場合があります。
将来の進学費用も見据えながら、家計に無理のない範囲で教育費を支払うようにしましょう。

3人家族の家庭が知っておきたいお金に対する備えを以下にまとめました。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
3人家族で家計を安定させるためには、万一の事態に備えた資金の準備が重要です。緊急時に備える資金のことを生活防衛資金と呼びます。
生活防衛資金とは、病気やけが、収入の減少、失業など予期しない出来事が起きた場合でも、一定期間は生活を維持できるように準備するお金です。
一般的には、生活費の6カ月分から1年分程度を目安に確保しておくとよいでしょう。例えば、生活費が30万円の場合は、180万円~360万円の貯金が必要になります。
3人家族は毎月の支出が大きくなりやすく、子どもを養育している家庭が多いため、収入が途絶えた場合の影響も大きいでしょう。
そのため、まずは現在の生活費を把握し、必要な生活防衛資金の目安を確認しておくことが重要です。
まずは生活防衛資金を確保し、家計の土台を安定させることが、3人家族の長期的な生活設計を考えるうえで重要です。
学資保険は、子どもの進学に合わせて教育資金を受け取れる保険商品であり、子どもの教育費を計画的に準備できます。
子どもは進学などの成長に応じて教育費がかかりやすいため、現在の時点でかかる教育費だけでなく、将来に必要になる教育費を準備する必要があるでしょう。
学資保険では、毎月一定額の保険料を払い込むことで、満期時や進学のタイミングで祝い金や満期保険金を受け取れます。高校・大学に進学した時の教育費の準備に役立つでしょう。
また、契約内容によっては、契約者に万一のことがあった場合でも、その後の保険料の支払いが免除され、予定どおり教育資金を受け取れる仕組みが用意されています。
ただし、学資保険は途中で解約すると元本割れする点に注意が必要です。家計に負担がかからない範囲で無理のない保険料で契約するようにしましょう。
学資保険を活用することで、毎月少しずつ教育資金を準備できるため、将来の大きな負担に対して備えられます。
3人家族で将来のお金に備える方法には、NISAやiDeCoを活用した資産運用があります。
NISAは、投資で得られた利益に対して通常かかる税金が非課税になる制度です。毎月一定額を積み立てることで、時間をかけて資産形成を進められます。
一方、iDeCoは個人型確定拠出年金と呼ばれる制度で、老後資金の準備を目的とした資産運用です。毎月積み立てる掛金が全額所得控除の対象になるため、節税効果も期待できます。
どちらの制度でも共通して投資信託と呼ばれる長期・積立・分散投資に適した金融商品に投資できるため、投資初心者でも運用を始めやすいです。
NISAやiDeCoを活用し、貯金の一部を投資に回せば資産を増やすことができます。しかし、投資には価格変動のリスクがあり、一時的であっても元本を下回るリスクがあるため注意が必要です。
生活防衛資金の確保とあわせて無理のない範囲で、NISAやiDeCoの運用を始めるようにしましょう。
3人家族の生活費は、食費や水道光熱費など日々の支出に加えて、教育費を中心に支出の幅が広がりやすい点が特徴です。
子どもの成長にともなって必要なお金が変化していくため、現在の生活を回しながら将来に向けた準備も同時に進める必要があります。
3人家族の家計管理で重要なことは、今の暮らしを守りながら、将来に向けた資金準備も継続できる形を作ることです。
毎月の支出を把握し、見直しと備えを並行して進めることで、家族に合った無理のない生活設計につなげられるでしょう。
3人家族の生活費について第三者の意見がほしい場合は、お金の専門家であるファイナンシャルプランナー(FP)に相談すると、家計の状況に合わせた無理のない節約方法や資金計画に関するアドバイスを受けられます。