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20代のマンション購入で注意すべきことは?購入する際のポイントを解説

20代のマンション購入で注意すべきことは?購入のポイントを解説
岡田憲治|サムネイル
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岡田憲治

近年は地価の高騰もあり、早いうちからマンション購入を考えている方が増えてきています。最近では、20代でマンションを購入するケースも珍しくありません。

 

この記事では、20代のマンション購入で注意すべきことを解説します。20代でマンションを購入するメリットとデメリットを比較して後悔しない選択をしましょう。

 

20代でマンションを購入するのは可能!

20代でマンションを購入するのは可能!

「20代でマンションを購入するのはまだ早いかな? 」と迷っている方も多いかと思いますが、結論から言うと20代でマンションを購入するのは可能です。

 

ただし、20代でマンションの購入を実現するには、お金や環境などの注意点をチェックして、問題がないかを確認する必要があります。

 

マンションを購入したあとは数十年住み続けるのが一般的なため、後悔しない選択をすることが大切です。将来のライフプランやライフステージの変化を考慮して、マンションを購入すべきか判断するようにしましょう。

 

【お金の注意点】20代でマンションを購入する場合

【お金の注意点】20代でマンションを購入する場合

20代は経済的にまだ安定していない場合も多いです。そのため、人生でも特に高額な買い物であるマンションは、慎重に判断する必要があります。

 

環境や職場の影響によっては、想定よりも給料が上がらないケースも考えられるため、できるだけ無理のないプランを組むことをおすすめします。

 

では、20代でマンションを購入する場合のお金の注意点を見ていきましょう。

 

マンションの物件予算を決める

まずは、マンションの物件予算を決めましょう。物件の購入の目安は、年収の3〜7倍と言われています。

 

年収400万円の場合は、2,000万円台の物件だと無理のない返済が可能です。将来、家族で返済を目指す場合は3,000万円台も視野に入れるとよいでしょう。年収500万円以上の場合は、マンションの平均価格である4,000万円前後の物件も現実的です。

 

マンションの価格相場をもとに、どれくらいの物件を購入するか考えましょう。

 

物件の種類 物件の平均価格
マンション 4,848万円
中古マンション 3,157万円

引用:住宅金融支援機構「2022年度 フラット35利用者調査

 

また、マンションの購入後は予期せぬ修繕やリフォームなどの出費が発生する場合があります。このようなリスクも考えた上で予算を決めましょう。

 

マンション購入の諸費用・頭金の金額を決める

マンション購入にはさまざまな諸費用がかかります。具体的には、契約手数料や登録免許税、仲介手数料や管理費・修繕積立金などがあります。諸費用は、物件購入前に支払う費用のため、事前に調べておきましょう。

 

また、住宅ローンの返済負担を抑えるために、頭金が払える場合は頭金として払う費用も決めなければいけません。さらに、購入後は家電の購入代や引越し代などさまざまな費用がかかるため、出費を踏まえて考えましょう。

 

20代の場合は、長い返済プランが立てられるため、頭金なしで購入する方も多いです。費用が厳しい場合は無理に支払わなくてもよいでしょう。

 

住宅ローンの毎月の返済額を確認する

マンションの購入後、住宅ローンの返済が始まります。この返済金額によっては、返済が厳しくなるため、慎重に決めなくてはいけません。

 

自分の収入や生活費、今後のライフプランに合わせて返済が可能か判断しましょう。特に、今後子どもが増える予定がある方は予期せぬ出費も増えるため、無理な返済計画は危険です。

 

また、金利や返済期間によっても毎月の返済額が変わります。金利が低いほど返済額が抑えられますが、返済期間が長くなると総返済額が増えるため、自分に合ったプランを選びましょう。

 

住宅ローンの審査に通るか確認する

住宅ローンを借り入れする際には、収入や信用情報など複数の要素を踏まえた審査があります。20代であれば、正社員としての勤続年数や収入の安定性が懸念点になる場合があるので、返済能力を示すことが必要です。

 

具体的には、信用情報機関を通してクレジットカードの利用履歴、借入金の有無などが照会されます。過去に延滞や滞納などの履歴がある場合は、審査が厳しくなるでしょう。

 

そのため、もし審査落ちする可能性がある場合は、信用情報を回復してからマンションを購入するようにしましょう。

 

【環境の注意点】20代でマンションを購入する場合

【環境の注意点】20代でマンションを購入する場合

20代は環境が変わりやすい年齢です。今後、結婚や出産などで家族が増える可能性や、転勤や引越しなどで住めなくなる可能性も考えられるでしょう。

 

そのため、ライフステージの変化にも対応できるように今後のプランを組むことをおすすめします。

 

次は、20代でマンションを購入する場合の環境の注意点を見ていきましょう。

 

ライフステージが変化しても問題ないか確認する

将来的に結婚を考えていたり、子どもが増える予定がある方はマンションの間取りや広さ、周辺環境などを確認しましょう。家族が増えた場合でも対応できる間取りかどうかは重要です。

 

また、将来的に生活スタイルや職場が変化する可能性がある方は、立地や交通機関も考えなくてはいけません。交通の便が悪い場所であれば、将来の選択肢が狭くなるおそれがあるため注意しましょう。

 

転勤や引越しのリスクがないか確認する

職場が安定していない状態が続くと転勤の可能性も考えられます。自分の職場は今後転勤する可能性があるかを確認してから購入を決めましょう。

 

また、もし転勤や引越しをしなくてはいけなくなった場合に、購入したマンションをどうするかも決めておかなくてはいけません。賃貸に出せる場合は物件を貸し出して住宅ローンを返済するなど、柔軟な対応ができるか確認しておきましょう。

 

将来性がある土地か確認する

購入を検討しているマンションがあれば、交通機関や商業施設などのインフラが整備されているか、将来的な開発計画や地域の成長性が見込めるかを確認しましょう。

 

住みやすい環境や魅力的な施設、子育てしやすい環境などが周囲にある場合は、将来的にも需要が高まる可能性があります。逆に、問題が多い地域や需要が低いエリアでは、資産価値の伸びに限界があるおそれもあるでしょう。

 

万が一、将来マンションを売却しなくてはいけなくなった場合、少しでも資産として手元に返ってくるためにも、将来性がある土地であるかも重要なポイントです。

 

20代でマンションを購入するメリット

20代でマンションを購入するメリット

20代でマンションを購入する場合、早い段階で住宅ローンの返済を始められるため、無理のない返済プランを組めるのがメリットです。そのため、経済的に不安が残る若い年齢でもマンション購入が現実的な場合もあります。

 

では、具体的に20代でマンションを購入するメリットを見ていきましょう。

 

住宅ローンの長期返済が可能である

20代でマンションを購入すると、返済期間が長く取れるため、月々の返済額を抑えることができます。

 

年齢によっては審査落ちする可能性もある、35年ローンや40年ローンでも審査が通りやすいため、将来の経済的な負担を軽減できるでしょう。

 

また、住宅ローンの長期返済が可能なため、将来のライフプランや今後収入が増える可能性が期待できる20代にとっては大きなメリットです。長期でローンを組んでも、返済額を上げて返済すれば、返済期間を短縮できるでしょう。

 

定年退職までに完済できる可能性がある

20代でマンションを購入すると、定年退職までに完済できる可能性があるため、老後の出費を気にする必要がなくなります。

 

例えば、25歳でローンを組んだ場合は、35年の返済期間でも60歳で完済できるため、退職金を住宅ローンに充てずに別のことに使うことも可能です。定年後に自由に使えるお金が増えるので、老後も安心して暮らせます。

 

よって、毎月の返済負担を抑えながら定年退職前に完済できる点は、20代でマンションを購入するメリットでしょう。

 

団体信用生命保険の審査が通りやすい

団体信用生命保険とは、住宅ローンを組む際に金融機関から提供される保険のことです。この保険に加入していれば、契約者がガンなどの大病を患ったり、障がいなどで思うように働けなくなったりと、万が一のことがあったときに住宅ローン残高がゼロになります。

 

ただし、団体信用生命保険は収入や健康に問題がない状態であることが条件のため、持病を抱えている方やすでに大病を患った経験がある方は審査に通るのが難しいです。そのため、まだ健康状態に不安が少ない20代は審査が通りやすい傾向にあります。

 

将来の心配を軽減するためにも、若いうちに団体信用生命保険に加入できるのは大きなメリットでしょう。

 

20代でマンションを購入するデメリット

20代でマンションを購入するデメリット

20代でマンションを購入する場合、今後の経済事情によっては返済が厳しくなる可能性が考えられます。返済不能に陥らないためにも、無理のない返済プランを組むのがおすすめです。

 

では、具体的に20代でマンションを購入するデメリットを見ていきましょう。

 

住宅ローンの審査に通らない場合がある

住宅ローンは、借入者の収入や信用情報、資産状況などを総合的に審査して貸し付けの可否を判断します。20代の場合、収入がまだ安定していないと見なされたり、勤続年数が浅かったりと審査基準を満たすのが難しいケースも考えられるでしょう。

 

住宅ローンの審査に通らないと、借入金額を減らさなくてはいけないので、希望する物件を購入できない可能性があります。どうしても購入したい物件がある場合は、審査に通るために保証人を立てたり、頭金を多く用意する必要があったりと工夫しなくてはいけません。

 

準備をするのに購入が遅れて、思うように物件が選べないデメリットもあるので注意しましょう。

 

ペアローンを組む場合どちらかの返済が厳しくなるリスクがある

ペアローンとは、夫婦が別々で住宅ローンを借り入れをして返済をするローンのことです。20代の夫婦の場合、共働きが多いので、ペアローンを選択するケースも珍しくありません。

 

しかし、どちらか一方が収入や生活環境の変化により返済が厳しくなるリスクがあります。失業や病気などで収入が減少したり、妻が出産や子育てにより働けない期間は配偶者が全額を負担しなければいけないため注意が必要です。

 

どちらかが返済不能に陥ったら、購入したマンションを売却しなくてはいけません。そのため、ペアローンを組む場合は、必ずどちらも完済することを前提に返済計画を立てましょう。

 

マンションの禁止事項を守り続けなければいけない

多くのマンションでは、ペットの飼育や楽器の演奏など、騒音トラブルになる行為が禁止されています。住民同士のトラブルを予防し、共同生活の円滑化を目指すために設けられており、マンションに住む場合は禁止事項を守らなければいけません。

 

もし、将来ペットを飼いたいと思っても、禁止されていれば飼うことができません。また、新たに趣味を始めたいと思っても、音が気になる趣味は避ける必要があります。

 

職場環境や周りの人間関係が変わる可能性が高い20代にとって、マンションの制約が今後デメリットに感じる場合も考えられるので注意しましょう。

 

20代でマンションの購入はやめるべき?

20代でマンションの購入はやめるべき?

20代でマンションの購入を考えていたものの、今後の支払いやライフステージの変化に不安を感じ、迷った方も少なくないのではないでしょうか。

 

しかし、20代は早い時期から住宅ローンの返済をスタートできるため、長期的な返済プランを組めるのがメリットです。また、健康状態に問題がない方が多いため、さまざまな保険プランに加入できるのも大きいでしょう。

 

そのため、将来的なリスクを解決できる方法があれば、20代でマンションを購入しても問題ないです。

 

マンションの資産価値の高騰により購入する価値はある

マンションを購入するメリットは、地価が高騰している点もあります。マンションの物件価格そのものが上がっていることから、購入よりも売却したときの価格の方が高いケースも珍しくないほどです。

 

今後、より物件が高額になることを考えると、資産としてマンションを購入したい方は、今から購入に踏み切るのも検討してはいかがでしょうか。

 

20代のマンション購入は将来を見据えた判断が大切!

20代のマンション購入は将来を見据えた判断が大切!

20代でマンション購入を考えている方は、若いうちにマイホームを持つことに迷ってしまう方も少なくありません。

 

しかし、今後のライフプランに沿った計画を立てれば、返済負担を軽減しながらマンションに住めるため、賃貸よりもお得なケースも多いです。

 

弊社では住宅購入前後に特化してお金の相談を承っております。マンション購入の予算の立て方に困っている方や、将来のお金が不安な方はお気軽にお問い合わせください。


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この記事を書いた人
岡田憲治
前職のホテルマン時代1000組以上の挙式に携わり、挙式よりもそれからが2人の人生のスタートであり、そしてお金の問題は避け...
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