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マンションを購入するなら新築か中古どっちがいい?特徴と注意点を比較

マンションを購入するなら新築か中古どっちがいい?特徴と注意点を比較
本城徹治|サムネイル
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本城徹治

マンションを購入するとき、新築か中古のどちらがよいか迷う方は多いのではないでしょうか。それぞれ費用や機能性などにおいて、メリットとデメリットがあるため、どちらが適切かは人によって異なります。

 

この記事では、新築マンションと中古マンションを比較し、選び方のポイントを詳しく解説します。自分が向いているのはどちらなのかチェックしましょう。

 

マンションを購入するなら新築か中古どっちを選ぶ?

マンションを購入するなら新築か中古どっちを選ぶ?

売りに出されているマンションは、新築と中古がありますが、ライフスタイルや予算によって向いている物件は異なります。そのため、どちらが優れているかは一概に決められません。

 

例えば、新築マンションは最新設備や高いセキュリティが魅力で、住み心地が快適な点が特徴です。しかし、中古マンションよりも価格が高額なため、購入時にまとまった資金が必要になります。

 

一方、中古マンションは価格が抑えられるため、初期費用を軽減できる点がメリットです。ただし、設備の老朽化や修繕費がかかる可能性があるため、購入後のメンテナンスが必要になるおそれがあります。

 

どちらもメリットとデメリットがあるので、優先順位を明確にして自分に合った選択をすることがポイントです。

 

【費用で比較】新築マンションと中古マンションの違い

【費用で比較】新築マンションと中古マンションの違い

ここからは、マンションを選ぶ基準別に新築と中古の違いを見ていきましょう。

 

まずは、費用面で新築と中古を比較していきます。それぞれ費用が高額になるポイントが異なるため、事前に確認しておきましょう。

 

新築マンションは税金や修繕積立金を抑えられる

新築マンションは、購入後しばらくの間、税金や修繕積立金を抑えられる点がメリットです。

 

固定資産税は「新築住宅に係る税額の減額措置」の減税制度があり、3階建て以上の耐火構造・準耐火構造住宅の場合は5年間、固定資産税の課税評価額が2分の1に減額されます。該当しない場合でも、新築マンションの場合は3年間の減税が可能です。

 

また、マンションの修繕に使われる修繕積立金も、新築の場合は建物が新しいため、最初の数年間は大規模な修繕が必要ありません。そのため、積立金が低めに設定されている場合が多いこともポイントです。

 

中古マンションは購入費用を抑えられる

中古マンションは、新築マンションと比べて購入費用を抑えられる点がメリットです。

 

新築マンションは設備が最新であり、建築費やブランド価値が反映されているため、価格が高くなる傾向にあります。一方で、中古マンションは築年数や設備の経年劣化を踏まえた価格設定のため、比較的手頃な価格で購入できる場合が多くなっています。

 

また、中古マンションは売買のタイミングによっては、交渉次第でさらに費用を抑えられる可能性があります。ただし、購入後のリフォームや修繕が必要になる場合もあるため、総合的なコストを見極めなくてはいけません。

 

【機能性で比較】新築マンションと中古マンションの違い

【機能性で比較】新築マンションと中古マンションの違い

次に、新築マンションと中古マンションの機能性を比較しましょう。

 

機能性は、快適な住み心地を求めている方にとって、特に確認すべきポイントです。価格が安いマンションの場合、機能性が劣っている可能性があるため、予算だけで選んでしまうと住みにくいと感じるおそれがあります。

 

予算に見合った機能性かどうか、新築マンションと中古マンションのどちらが適切なのかをチェックしましょう。

 

新築マンションは最新機能が揃っている

新築マンションは、最新の機能や設備が揃っている点がメリットです。例えば、最新の省エネ設計が採用されており、断熱性や遮音性が高く、光熱費の節約にもつながります。

 

また、インターネット回線や家電のIoT対応など、現代の生活に便利な技術も標準装備されていることが多く、快適で効率的な生活が期待できるでしょう。

 

長期的に快適に暮らしたい方にとって、新築マンションの機能性は魅力的です。

 

中古マンションは古い設備の交換が必要な可能性がある

中古マンションは、購入後に古い設備を交換しなければならない可能性があります

 

築年数が経過したマンションでは、キッチンやバスルーム、トイレなどの水回り設備が劣化していることがあり、最新のものに取り換えるためのリフォームが必要になるため注意しましょう。

 

また、電気配線や給湯設備、空調システムも古くなっている場合が多く、修繕費がかかるおそれもあります。ただし、購入価格が新築より抑えられるため、その差額をリフォーム費用に充てるのもよいでしょう。

 

【立地面で比較】新築マンションと中古マンションの違い

【立地面で比較】新築マンションと中古マンションの違い

次に、新築マンションと中古マンションの立地面を比較しましょう。

 

毎日の通勤や通学に不便なエリアにある場合や、生活に必要な買い物、通院が近所でできない場合、ストレスが蓄積されてマンションの購入を後悔してしまうケースも少なくありません。

 

立地を重視する場合は、新築マンションと中古マンションのどちらを優先して探すべきか考えてみましょう。

 

新築マンションは選択肢が少ない可能性がある

新築マンションは立地面で選択肢が少ない可能性があります

 

特に、都心や人気エリアではすでにマンションが建っており、好立地での物件数が少なくなる傾向があります。その結果、希望するエリアで新築マンションを見つけるのが難しい場合や、条件に合った物件が限られてしまうケースも珍しくありません。

 

また、人気エリアにある新築マンションは価格が高くなる傾向にあるため、予算オーバーにならないように注意しましょう。

 

中古マンションは希望するエリアで見つけやすい

中古マンションは、希望するエリアで見つけやすい点がメリットです。

 

都心や人気エリアでも、すでに建っている中古マンションなら、駅近や商業施設が多く、生活に便利なエリアで豊富な選択肢から選べる可能性があります。また、エリア内で複数の物件を比較検討できるため、立地条件や予算に合った物件を探しやすい点も魅力です。

 

希望するエリアで住まいを選びたい方に、おすすめできるでしょう。

 

【安全面で比較】新築マンションと中古マンションの違い

【安全面で比較】新築マンションと中古マンションの違い

次に、新築マンションと中古マンションの安全面を比較しましょう。新築、中古に関係なくマンションは安全性が高い物件ですが、安全性の程度は設備の古さや建物の構造によっても異なります。

 

修繕費用を抑えるためにも、セキュリティ面だけではなく、災害リスクなども考えながら、どちらがよいのかチェックしましょう。

 

新築マンションは耐震性や防犯面で優れている

新築マンションは、耐震性や防犯面で優れている点がメリットです。

 

近年の新築マンションは、最新の耐震基準に基づいて設計されており、地震に強い構造を採用しています。そのため、大きな地震が発生しても災害のリスクが少なく、安心して暮らせる耐震性が確保されています。

 

また、防犯面でも、オートロックシステムや防犯カメラ、24時間体制のセキュリティサービスなど、最新の防犯設備が充実しています。そのため、一人暮らしの方や子どもがいる家庭でも安心して暮らせるでしょう。

 

中古マンションは築年数や経年劣化に注意する

中古マンションは、築年数や経年劣化に注意が必要です。特に1981年5月以前に建てられたマンションは、旧耐震基準で設計されているため、地震に対する耐久性が劣っています。

 

旧耐震基準は、震度5強程度の揺れに対して家屋が倒壊・崩壊しないことを基準としているため、東日本大震災や能登半島地震のように大地震が発生した場合に大きな危険性を伴います。

 

また、外壁や設備の劣化が進んでいることも多く、定期的な修繕をしていない場合、修繕費用や修繕積立金が高くなる可能性も見逃せません。物件価格が安い中古マンションは、修繕積立金もチェックしてから購入しましょう。

 

【資産価値で比較】新築マンションと中古マンションの違い

【資産価値で比較】新築マンションと中古マンションの違い

最後は、新築マンションと中古マンションの資産価値を比較してみましょう。

 

近年、都心部を中心にマンションの価格が高騰しており、自分の資産としてマンションを購入したいと考える方も増えてきています。資産価値が高く、高値で売却できる可能性があると、万が一の場合を考えたときにより安心でしょう。

 

より資産価値が高いマンションを購入するためにも、どのような物件がよいのかチェックしてみてください。

 

新築マンションは立地や住み心地が鍵

新築マンションの資産価値を維持するためには、立地や住み心地がポイントです。

 

新築マンションは、購入時は高い資産価値がありますが、築年数が経過するにつれて徐々に価値が下がってしまいます。しかし、駅近や商業施設が充実している立地にあるマンションは、長期的に人気が続くため資産価値を維持しやすくなります。

 

逆に、立地条件や住環境が不十分な場合、資産価値が大幅に下がるリスクがあるため、購入時は慎重な判断が必要です。

 

中古マンションは管理状態が鍵

中古マンションの資産価値を維持するためには、管理状態がポイントです。築年数が経過した中古マンションでも、管理組合がしっかりと機能し、共用部分の清掃や修繕が定期的におこなわれている物件は、資産価値が比較的安定しやすくなります。

 

逆に、管理が行き届いていないマンションは、建物の劣化が進みやすく、修繕費用が高額になる可能性があるため、資産価値が大きく下がるリスクがあります。

 

管理状態がよければ、居住者の満足度も高まるため、売却時も好条件で取引される可能性があるでしょう。

 

新築マンションと中古マンションはどっちがおすすめ?

新築マンションと中古マンションはどっちがおすすめ?

新築マンションと中古マンションを選ぶ基準別に比較しましたが、それぞれにメリットとデメリットがあるため、一概にどちらがおすすめかを決めるのは難しいです。

 

まずは、自分がマンションに求める条件を整理し、優先順位を決めたうえで、最も重視する項目に該当する物件を選ぶとよいでしょう。

 

ここからは、マンション別におすすめな人の特徴を紹介するので、自分がどちらに当てはまるかチェックしてみてください。

 

新築マンションがおすすめな人

新築マンションがおすすめな人は、最新の設備や快適な住環境を求める人です。

 

新築マンションは、省エネ設計や最新の防犯・防災機能が充実しているため、快適かつ安心できる生活が送れます。また、マンション自体が新しく、大規模な修繕が必要になるまでの期間が長いため、初期のメンテナンス費用を抑えたい人にも向いているでしょう。

 

セキュリティや設備の充実を求める場合や、最新のトレンドやデザインを取り入れた住まいに魅力を感じる場合は、新築マンションがおすすめです。

 

中古マンションがおすすめな人

中古マンションがおすすめな人は、コストを抑えながら便利な立地に住みたい人です。

 

中古マンションは、新築に比べて購入価格が低めに設定されているため、初期費用を抑えたい人や予算に限りがある人に向いています。また、都心部や人気エリアなど、利便性の高い場所にある物件が多いため、通勤や生活の快適さを重視する人にも魅力的です。

 

予算と立地を優先しつつ、リフォームやリノベーションなどで自分好みの住まいを実現したい場合は、中古マンションがおすすめです。

 

新築マンションと中古マンションの購入時の注意点

新築マンションと中古マンションの購入時の注意点

新築マンションと中古マンションでは、購入時の注意点が異なります。マンション購入を後悔しないためにも、購入するときは立地や設備の状態などのデメリットを把握しておきましょう。

 

では、新築マンションと中古マンションの購入時の注意点を解説します。

 

新築マンションを購入する場合の注意点

新築マンションを購入する場合は、価格と立地に注意しましょう。

 

新築マンションは最新の設備が整っていますが、中古マンションよりも価格が高く設定されているため、予算オーバーになる傾向にあります。また、立地によっては利便性が低い場所に建てられることもあるため、交通のアクセスや周辺環境を確認する必要があります。

 

さらに、新築マンションは完成前に販売されるケースが多いため、モデルルームだけでは実際の間取りや住み心地がイメージしにくい点もデメリットです。

 

購入時に物件のパンフレットや周辺情報をよく確認して、長期的な視点で判断するようにしましょう。加えて、修繕積立金が数年後に上がることも見越しておくと安心です。

 

中古マンションを購入する場合の注意点

中古マンションを購入する場合は、築年数と設備の状態に注意しましょう。

 

築年数が経っている中古マンションは、建物自体や設備が劣化している可能性があります。例えば、耐震基準を満たしていない場合や配管の老朽化が問題になるケースが多いです。購入後にリフォームや修繕が必要になる場合も多いため、その費用を見込んだ予算計画を立てなければいけません。

 

管理組合が適切に機能しているか、マンションの共用部分の修繕や維持ができているかを確認すると、今後の修繕積立金の増額や大規模修繕の負担がどの程度になるか予測できるので覚えておきましょう。

 

どっちが向いているかを比較して最適な住まいを選ぼう!

どっちが向いているかを比較して最適な住まいを選ぼう!

新築マンションと中古マンション、それぞれの特徴を比較すると自分に合った住まいが見えてきます。新築マンションは最新設備やセキュリティの充実が魅力ですが、中古マンションはコストを抑えられて便利な立地にある物件が多いです。

 

ライフスタイルや予算、住みたい場所など、自分の優先順位を考えながら、どちらが向いているか選びましょう。

 

弊社では、住宅購入前後に特化したお金の相談を承っております。「マンションの購入予算はどれくらい必要? 」「住宅ローンはいくらまでの借入が適切? 」など、お困りのことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。


この記事を書いた人
本城徹治
お客様との関わりと結婚を機に大切な人を守ることの使命を強く認識し、コールセンターから大手損害保険会社へ転職する。その後「...
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