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中古マンションの探し方は2種類!注意点と決めておくべきことを解説

中古マンションの探し方
松本大史|サムネイル
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松本大史

中古マンションは、新築と比較して費用を抑えながらマイホームを手に入れられるのがメリットです。

 

理想の物件を見つけるためにも、購入の条件と探し方のポイントを確認しておきましょう。

 

この記事では、中古マンションの探し方と購入する前に調べておくべきことを解説します。中古マンションをお探しの方は、ぜひご参考ください。

 

中古マンションを探す前に決めておくべきこと

中古マンションを探す前に決めておくべきこと

中古マンションを探す前に、あらかじめ決め手となる条件を決めておきましょう。

 

中古マンションを探す前に決めておくべきことは、下記の4つです。

 

1.住みたいエリア

2.購入予算

3.築年数

4.家の広さ

 

ある程度候補を絞るためにも、どのようなマンションに住みたいかは最初に決めておくのをおすすめします。

 

では、1つずつ順番に見ていきましょう。

 

住みたいエリアを決める

生活に困らないよう、住みたいエリアを決めておきましょう。通勤や通学の利便性がよい立地を選ぶことで、毎日のストレスを軽減できる可能性があります。

 

自動車や公共交通機関を利用する場合は、交通の便が良いエリアを選ぶと移動時間や交通費を節約できるのもメリットです。

 

また、住みたいエリアが栄えているかも確認しましょう。近くにスーパーやコンビニ、病院などの生活施設が揃っていない場合、遠くまで足を運ぶ必要があるため不満を抱く恐れがあるでしょう。

 

子どもがいる場合は、公園や運動施設があるエリアだと遊び場所にも困りません。

 

将来のライフスタイルや生活スタイルに合ったエリアを絞ることで、中古マンションの検索がしやすくなります。

 

購入予算を決める

自分の収入や家族の生活費、将来のライフプランを考えて購入予算を決めましょう。収入に対して、毎月どれくらい住宅ローンの返済ができるか計算してみるのをおすすめします。

 

また、頭金や諸費用も含めた総額も考えておきましょう。頭金が多いほど、住宅ローンの借入額が少なくなるので、今後の返済負担が軽減されます。

 

中古マンションの場合、マンションのメンテナンス費用やリフォーム費用がかかる可能性も考えられるため、将来かかる費用も想定して返済シミュレーションを立てるようにしましょう。

 

購入後の維持費や管理費、修繕積立金なども考えた上で、無理のない予算設定が大切です。

 

築年数を決める

築年数によって物件の状態や価値が異なるので、自分が求める条件に合ったおよその築年数を決めておきましょう。

 

新しい物件は設備や構造が比較的良好で、修繕やリフォームの必要が少ない傾向がありますが、古い物件は途中で設備に不具合が生じる可能性があります。

 

よって、将来の負担を考えて築年数を決めるのも大切です。築年数が古い中古マンションを購入する場合、住んでいるうちに修繕やリフォームの必要性が高まるので、その負担を視野に入れてから購入を検討しましょう。

 

また、周辺環境や立地条件によっても築年数の範囲が異なるケースもあります。人気のあるエリアや交通の便が良い場所では、古い物件でも需要があり、その分価格帯も高額になる可能性があるため注意が必要です。

 

広さを決める

居住する人数や生活スタイルに合わせて間取りの広さも決めておきましょう。

 

一人暮らしの場合や夫婦二人暮らしの場合は、1Kや1DK程度で十分なことが多いですが、家族で暮らす場合は、それぞれの寝室やリビング、キッチンなどの広いスペースが必要になります。

 

また、広さを決めるときは、将来のライフプランを考えるのも大切です。

 

例えば、子どもが生まれる可能性がある場合は、子ども部屋や子どもが遊べるスペースが必要になるでしょう。両親と一緒に住む予定がある場合は、大人数で住めるような広い間取りやバリアフリー化された中古マンションがおすすめです。

 

住む人数や生活スタイル、将来のライフプランなどを話し合って、理想の広さを決めておきましょう。

 

中古マンションの探し方は大きく分けて2種類

中古マンションの探し方は大きく分けて2種類

中古マンションを探す方法は、自分で探す方法と不動産会社に探してもらう2種類の方法があります。

 

どちらの方法を選択するかは、希望条件や時間と手間がかけられる余裕によっても異なるでしょう。自分で探す場合でも、不動産会社のサポートを受けられるので、活用しながらマンション探しを進めていきましょう。

 

ここからは、中古マンションの探し方のポイントを順番に解説します。

 

【自分で探す場合】中古マンションの探し方

【自分で探す場合】中古マンションの探し方

自分で探す場合は、インターネットの不動産情報サイトやアプリを活用して、自分の希望条件に合った物件を探したり、物件情報を発信している個人や不動産会社を探して直接問い合わせたりします。

 

また、購入希望エリアを実際に歩いてみて、販売中の物件や不動産仲介店をチェックするのもおすすめです。

 

では、中古マンションを自分で探す場合のポイントを見ていきましょう。

 

多数の物件を見て相場価格を把握する

自分で中古マンションを探す場合は、まずは多数の物件を見て相場価格を把握しましょう。

 

相場価格を知らずに不動産会社に依頼すると、相場価格よりも高額な物件だと気付かずに購入する恐れがあります。また、住みたいエリアだけで決めると、地価が高く予算をオーバーしてしまう可能性も考えられるでしょう。

 

よって、インターネットの不動産情報サイトや不動産アプリを活用して、同じエリアの同様の広さや設備を持つ物件を複数比較するのがおすすめです。

 

住みたいエリアにある家の築年数や広さの理想と、購入予算が大体一致しているかを確認しておきましょう。ここで、もしどちらかが理想と離れていた場合は再度条件を見直す必要があります。

 

パートナーと都度擦り合わせをする

中古マンションの購入条件と予算を決め、不動産情報サイトやアプリで気になる物件が見つかったら、すぐにパートナーと情報を共有するのがおすすめです。

 

パートナーと物件の魅力や問題点、価格などを話し合って、お互いに理想の住まいを都度擦り合わせながら進めましょう。パートナーとの話し合いを通じて、お互いの優先順位や希望がどれだけ一致しているかを確認できます。

 

また、これから生涯をともにするパートナーの意見を尊重し、将来の住まいに関する考え方や生活スタイルの違いを理解し合えるのもメリットです。

 

家の購入は将来に関わる重要な選択のため、独りよがりにならずに、お互いの理想の住まいを求めることで今後のトラブルを回避できるでしょう。

 

物件の注意点は必ず確認する

中古マンションを購入する際は、築年数や建物の構造、リフォームの有無などを注意深くチェックしましょう。

 

安いからといって、あまり調べずに飛びつくと、購入後にデメリットに気付いてしまい後悔する可能性もあるかもしれません。

 

中古マンションで価格を抑えられたつもりが、かえってリフォーム代や修繕費で高くつかないよう、購入後にかかる費用もシミュレーションしておきましょう。

 

また、周辺環境や建物の立地も重要なポイントです。物件の価格だけではなく、交通アクセスや周辺施設の有無、治安などを確認して快適な生活が送れる環境か考えましょう。

 

住みにくさがネックで入居者が次々と引越してしまい、中古マンションとして売っているケースもあるので注意が必要です。

 

【不動産会社が探す場合】中古マンションの探し方

【不動産会社が探す場合】中古マンションの探し方

不動産会社に探してもらう場合は、自分の希望条件や予算を伝え、不動産会社が代わりに物件を探してくれます。希望に合った物件を効率的に見つけてくれるので、すぐに入居したい方におすすめです。

 

地域の情報やネットワークを活用して効率的に探してくれるため、いくつかの選択肢を絞って見つけられます。

 

では、中古マンションを不動産会社が探す場合のポイントを見ていきましょう。

 

購入の条件をしっかり伝える

不動産会社に購入希望エリアから物件を探してもらう場合は、予算や間取り、築年数など、購入に関する条件を具体的に伝えましょう。より適した物件を探してもらうためにも、譲れない条件がある場合は最初に話しておくとよいです。

 

また、購入時期や住宅ローンの希望条件なども併せて伝えておくと、購入予算に合った物件探しをしてもらえるため、忘れずに伝えておきましょう。

 

理想の物件と出会うためにも、購入者から積極的にコミュニケーションを取るのがおすすめです。

 

プロの意見も取り入れながら決める

不動産会社は、市場動向やネットには出回っていない物件の情報に精通しており、経験が豊富です。購入者の条件だけではなく、プロの意見も取り入れることで、自分たちでは気づかないようなポイントや注意すべき点が把握できます。

 

例えば、物件の価格設定や将来性、周辺環境など、不動産会社の知識や経験を活かしたアドバイスを受けられるのは、不動産会社に探してもらうメリットでしょう。

 

また、中古マンションの購入後のリフォームや、改装の必要性を提案してもらえる場合もあります。購入後の費用がネックになっているなら質問してみるとよいでしょう。

 

最終的に住むのは自分なので、必ずしもプロの意見をすべて聞く必要はありませんが、プロならではの視点を取り入れつつ、自分が納得のいく物件を選ぶのが理想です。

 

好みではないと感じたら正直に伝える

不動産会社は物件探しのプロですが、好みではない物件や、条件と異なる物件を提案されるケースもゼロではありません。もし、好みの物件ではない場合は正直に伝えるのが大切です。

 

なかには、早く買わせようと購入を急かす不動産会社もいますが、流されて購入してしまうと、後悔しながら住み続けるようになるかもしれません。

 

例えば、「間取りが合わない」「予算が合わない」「立地条件が不便だ」などの理由であれば、不動産会社は物件探しを修正して提案してくれる可能性が高くなります。好みではない理由を伝えることによって、より理想の物件に出会う可能性があるでしょう。

 

ただし、あまりにも好みが特殊すぎる場合や、条件が厳しすぎる場合は、完全に希望通りの物件を見つけるのが難しいケースがあります。自分にとって譲れない条件を優先しつつ、ある程度は妥協するようにしましょう。

 

中古マンションを購入する前に調べておくべきこと

中古マンションを購入する前に調べておくべきこと

ある程度、購入したい中古マンションの目星がついたら、対象中古マンションをリサーチしましょう。

 

購入後の生活や経済面の不安を軽減し、実際に住むイメージを持てるため、不動産会社の情報だけではなく自分たちでも調べておくのをおすすめします。

 

具体的には、居住環境や周辺環境、購入後の費用を調べておきましょう。

 

では、それぞれを詳しく解説します。

 

居住環境や共用部を調べておく

購入候補の中古マンションが見つかったら、居住環境や共用部を調べておきましょう。一人暮らしやファミリー、高齢者など、どんな人が多いかを知ることで、そのマンションの雰囲気が想像しやすくなります。

 

また、管理組合の活動状況を調べて、共用部の維持管理やトラブルの発生頻度を予測するのも大切です。隣人トラブルや近隣住民とのトラブルが頻発している場合、居住環境が悪化する可能性があるため、事前に確認しておくとよいでしょう。

 

また、防犯対策や防災対策に問題ないか、エントランスやエレベーター、駐輪場などの共用施設が混雑していないかも快適な生活を送るために注目すべきポイントです。

 

購入前にマンションの居住環境や共用部の状況を把握し、後々のトラブルを防ぎましょう。

 

周辺環境をリサーチしておく

購入候補の中古マンションそのものだけではなく、周辺環境のリサーチも大切です。交通アクセスや生活環境、教育環境や医療機関など暮らしに便利な施設が揃っているかを確認しましょう。

 

最寄り駅やバス停までの距離や交通手段が不便な場合は、通勤や通学に時間がかかりストレスの原因になる恐れがあります。また、近くにスーパーやコンビニ、ドラッグストアなど生活に欠かせない店があるかも欠かせません。

 

子育て世帯の場合は、近くに保育園や幼稚園、小中学校などの教育施設や、公園など遊びに行ける環境があるかどうかも確認しましょう。近くに学校がない場合は車での送迎が必要になるかもしれません。

 

また、家族で住む場合は治安面も確認する必要があります。インターネットで調べるだけではなく、実際に住むエリアに足を運んで、夜でも安全に出歩ける地域か十分にリサーチしておきましょう。

 

将来かかる費用をシミュレーションしておく

中古マンションを購入する場合、物件自体の費用は抑えられますが、将来かかる費用が大きい恐れがあります。

 

例えば、リフォーム代や修繕費など老朽化に備えた資金だけではなく、マンション特有の管理費や修繕積立金、固定資産税も必ずかかるのを忘れてはいけません。

 

地域や物件価格によっても費用が異なるため、将来かかる費用も確認しておきましょう。また、火災保険や地震保険などの保険料も必要です。住宅ローンの支払いが予算の範囲内に収まっても、ほかの費用で予算オーバーにならないように気を付けなければいけません。

 

今後の費用もシミュレーションして、将来的な支出を見据えた返済計画を立てましょう。

 

後悔のないように中古マンション探しは念入りにしよう

中古マンション探しは念入りにしよう

マンションの購入は、今後の人生を大きく変える決断です。マンションを購入したあとに後悔しないよう、最初にパートナーと購入の条件を決めておきましょう。

 

自分たちで探すだけではなく、不動産会社の力も借りつつ、周りの人の意見も取り入れながら決めるのがおすすめです。

 

中古マンションは、すでに人が住んでおり、周りの評判や環境をリサーチしやすいため、積極的に足を運んで実際の雰囲気をチェックするのもよいですね。

 

弊社では住宅購入前後に特化したお金の相談を承っております。予算の立て方に困っている方や、予算以上の物件が諦められない方はお気軽にお問い合わせください。


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この記事を書いた人
松本大史
生きるうえで欠かすことのできないお金について学び、お金に関する不安を抱えた人を助けたい、役に立ちたいと思いFPを目指す。...
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