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家の購入で意見が合わない!よく揉める3つのポイントや解決法を紹介

野澤菜々海|サムネイル
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野澤菜々海

憧れのマイホームだったはずが、いざ購入するとなると夫婦の意見が合わない……という方も多いのではないでしょうか。

 

株式会社AlbaLinkの「家を購入する際の意見の相違に関する意識調査」によると、意見の相違が「たくさんあった」が15.2%、「少しあった」が41.6%で合わせて56.8%となっており、半数以上の夫婦が意見が合わなかったことがわかります。

 

「失敗したくない」「こうしたい!」という想いから、意見が合わなくなります。今回は、よく揉める3つのポイントや解決法をご紹介します。

 

せっかくの家づくりを円満に進めるためにも、ぜひ参考にしてみてください。

 

家の購入でよく意見が合わなくなる3つのポイント

家の購入でよく意見が合わなくなるポイントは、「土地」「予算」「間取り」です。それぞれ詳しくみていきましょう。

 

土地

家の購入で意見が合わなくなる1つが、「土地」です。

 

例えば、駅の近くで通勤しやすいところがいい、子どもの通学を考えて学校の近くがいいなどといったことが挙げられます。

 

先ほどの調査によると、意見が合わなかったことの第2位が「立地条件」となっています。

 

また、「通勤の利便性を優先したい夫」と「子どもの学区や周辺環境を優先したい妻」で意見が分かれることが多いようです。

 

どちらも日々の生活に影響することから、妥協したくないと意見が合わなくなるのでしょう。

 

予算

予算」も家の購入で意見が合わなくなる一つです。

 

住宅の購入は一度にあるかないかの出来事です。購入するならよりいい条件の家を希望するのは自然なことでしょう。

 

しかし、希望を優先してしまうと、想定していた予算をオーバーすることになってしまいます。

 

反対に予算を守ろうとするがあまり、理想からかけ離れてしまうこともあるでしょう。

 

特に住宅ローンの組み方は、購入後の家計に長期間にわたって大きな影響を与えます。こういったことから、予算は揉めるポイントの一つとなるようです。

 

間取り

家の購入で最も意見が割れやすいのが「間取り」です。先ほど紹介した調査でも、意見が合わなかったことの第1位に挙げられています。

 

具体的には、リビングの広さや部屋の数などで揉めることが多いようです。完成したあとに変更できず、家の雰囲気にも大きく関わります。

 

そのため、意見が合わなくなることが多いようです。

 

土地で意見が合わないときの原因と解決法

土地で意見が合わないときの原因を細かくみていきましょう。また、それに合わせた解決法を知ることで、少しでも家の購入がスムーズになるでしょう。

 

原因1:検討材料が足りていない

土地で意見が合わないときの原因として、「検討材料が足りていない」ことが挙げられます。

 

検討材料が足りていないと、希望や譲れないポイントを明確にできず、意見がまとまりにくくなります。

 

具体的に、次のような情報を集めておくといいでしょう。

 

・駅からの距離
・周辺施設からの距離・環境
・土地の価格

 

一般的に、土地探しにかかる期間は半年〜2年半とされています。そもそも時間がかかるものだと認識し、焦らずじっくり探しましょう。

 

原因2:優先順位が決められていない

土地で意見が合わないときには、優先順位が決められていないかもしれません。

 

先述したように、通勤の利便性なのか、学校へのアクセスや周辺環境を優先するのか、どちらを優先するか決めていなければ、揉めてしまうでしょう。

 

まずはお互いの希望を整理し、優先順位を決めるようにしましょう。

 

解決法1:ハウスメーカーや工務店に相談する

土地に関して意見が合わないときは、ハウスメーカーや工務店に相談しましょう。

 

インターネット上や情報誌に掲載されていない土地がある可能性があります。

 

「駅から近い」「学校が近い」など理想とする条件はみなさん似たようなものです。そのため、条件がいい土地は高額になり、契約済みのお客さまやお得意さまなどに紹介されます。

 

また、ハウスメーカーや工務店に相談すると、次のようなメリットがあります。

 

・効率よく情報収集ができる
・地盤改良工事が不要な土地を探してもらえる
・理想とする家に適した土地を探してもらえる

 

さらに、第三者に相談することで、情報が整理され、譲れない条件が明確になるでしょう。

 

解決法2:条件を洗い出し優先順位をつける

土地選びで意見が合わないときは、条件を洗い出し、優先順位をつけてみましょう。

 

例えば、利便性や快適性、安全性など、まずはすべて洗い出しましょう。すべて洗い出したら、優先順位をつけていきます。

 

そうすると、妥協できる部分が見えてきます。土地探しにおいて大切なのは「完璧な土地はない」と肝に銘じることです。

 

土地との出会いはタイミングもあるため、妥協できる点を見つけ、7割がた希望を満たせていればよしとしましょう。

 

予算で意見が合わないときの原因・解決法

住宅の購入は大きいお金が動くだけに、揉めやすいポイントの1つです。予算で意見が合わないときの原因や解決法を、それぞれ詳しくみていきましょう。

 

原因1:住宅ローンの返済シミュレーションができていない

予算で意見が合わない原因として、住宅ローンの返済シミュレーションができていないことが挙げられます。

 

多くのお金が必要になるという漠然とした不安から話し合いをしても、収拾がつきません。

 

現在の家計や資産状況、今後のライフプランなど、さまざまな観点から返済計画を立てる必要があります。

 

原因2:将来のライフプランが擦り合わせられていない

将来のライフプランが擦り合わせられていないことも、予算で意見が割れる原因となります。

 

例えば、「子どもは3人欲しい」「将来的には実家の近くに住みたい」など、将来送りたいライフプランが異なっている場合です。

 

ライフプランが変われば、必要となる金額が変わるため、予算で意見が合わなくなってしまいます。

 

解決法1:住宅ローンの具体的な返済シミュレーションをする

予算で意見が合わないときには、住宅ローンの具体的な返済シミュレーションをしましょう。

 

先述したように、無理のない返済計画は、現在の家計や資産の状況、今後送りたいライフプランなど、いろいろな観点に基づいて立てる必要があります。

 

しかし、これらを自分たちで実際におこなうのは難しいでしょう。ファイナンシャルプランナーに相談するなど、プロの力を借りることも大切です。

 

解決法2:将来のライフプランを話し合う

将来どういった生活を送りたいのか、しっかり話し合いましょう。無理のない返済計画を立てるうえでも、ライフプランの方向性は重要です。

 

例えば、子どもの教育費はどこまでお金をかけるのか、老後はどういう生活を送りたいか、といったことです。

 

これまでなかなか話し合う機会はなかったかもしれませんが、今後について考えるいい機会と捉え、時間を作りましょう。

 

解決法3:家に求める条件を見直す

予算がオーバーしている場合には、家に求める条件を見直してみましょう。

 

特に注文住宅を建てる場合は、自由に決められるため、希望が高くなりがちです。優先順位を決め、妥協できる条件とできない条件を明確にしましょう。

 

また、ハウスメーカーによって価格帯が3つに分かれています。

 

・ハイブランド
・ミドルコスト
・ローコスト

ハイブランドのハウスメーカーを希望していた方は、ミドルコストやローコストに変更すると、予算が抑えられるでしょう。

 

間取りで意見が合わないときの原因・解決法

意見が割れることの多い「間取り」をはじめ、内装、インテリアで意見が合わないときの原因や解決方法を見ていきましょう。

 

原因1:先入観を持っている

間取りで意見が合わないときの原因として、先入観を持っていることが挙げられます。

 

先入観があると、自分の考えに固執し、相手の意見を受け入れることが難しくなるでしょう。

 

例えば、家にはベランダが必要、縁側が必要などといった考えです。一昔前は和室が当たり前でしたが、最近は小上がり和室といい、3畳〜6畳程度の和室スペースが人気のようです。

 

自分たちのライフスタイルに合う家はどういう家なのか、一から考えてみましょう。

 

原因2:デザインの好みが分かれる

デザインの好みが分かれることも、意見が合わない原因となります。好みは育ってきた環境や価値観によって大きく左右されます。

 

例えば、モノトーンが好きな方もいれば、温かみのある色合いが好きな方もいるでしょう。

 

好みは人それぞれ異なるため、お互いの意見を尊重し合うことが大切です。

 

解決法1:滞在時間で優先順位をつける

間取りで意見が合わないときは、滞在時間で優先順位をつけましょう。滞在時間が長い部屋を優先することで、お互いの希望をバランスよく実現できます。

 

例えば、次のようなことが考えられます。

 

・家族で集まることが多いリビングは広くする
・寝室は寝るだけなので広さは必要ない
・毎日使うキッチンにはお金をかける

 

滞在時間の長い場所を優先すると、満足度の高い家ができるでしょう。

 

解決法2:好きなデザインをまとめてみる

インテリアや内装で意見が合わないときは、好きなデザインをまとめてみましょう。

 

好きなデザインをまとめると、お互いの共通点を見つけることができます。

 

例えば、「自然素材を使ったデザインが好き」という共通点が見つかるかもしれません。好きなデザインの写真を貼り合わせて、方向性を定めていくイメージコラージュをやってみるといいでしょう。

 

解決法3:住宅設備は故障時のメンテナンスを考える

住宅設備で意見が分かれたときは、故障時のメンテナンスを基準にしてみましょう。

 

宅設備の故障は、日常生活に大きな影響を与えるため、メンテナンスのしやすさを考慮することが大切です。

 

例えば、全館空調は故障してしまうと、メンテナンスに時間がかかります。夏に故障してしまうと、熱中症の危険もあるかもしれません。

 

メンテナンスが簡単にできるものか、故障したときに代わりになるものはあるかを考えながら決めましょう。

 

マイホームブルーにならないための方法

「せっかくのマイホームなのに、喧嘩ばかりで疲れてしまった……」「最初はワクワクしていたはずなのに、話し合いのたびに空気が重い」なんてことはありませんか?

 

せっかくのマイホームですから、話し合いも楽しんでおこないたいものです。そこで、マイホームブルーにならないための方法をご紹介します。

 

伝え方に気をつける

まずは伝え方に気をつけましょう。ご自身の意見を押し通したところで、相手に不満が残ってしまえば、満足度の高い家ができるとは言えないでしょう。

 

次のようなことを意識すると、話し合いがスムーズに進みます。

 

・「私は」を主語にして伝える
・実現したいことは、理由と一緒に伝える
・相手にとってどういったメリットがあるかを伝える
・選択肢を2〜3つ用意する
・相手の話を最後まで聞く
・相手の意見を感情的に否定しない

 

家づくりに限ったことではなく、普段の生活でも言えることですが、意識してみてください。

 

家を購入したあとの生活を具体的にイメージする

いつの間にか自分の意見を通すことばかり考えていませんか? 初心に返って、家を購入したあとの生活を具体的にイメージしてみましょう。

 

例えば、1日の生活を振り返り、リビングでどのような時間を過ごしたいのか考えてみましょう。

 

具体的にイメージすることで、お互いの希望を実現するための落としどころを見つけやすくなります。

 

第三者のアドバイスを参考にする

意見がまとまらないときには、思い切って第三者に相談しましょう。第三者に相談することで、客観的なアドバイスをもらうことができます。

 

また、間取りや内装に関することであれば、ハウスメーカーに聞くのもいいでしょう。

 

これまでの経験から、より的確なアドバイスがもらえます。お金に関することも同様で、ファイナンシャルプランナーに相談しましょう。

 

弊社では、住宅購入前後に特化して、お金に関するご相談をお受けしています。

 

まとめ

今回は、家づくりで意見が合わないときの原因や解決法をご紹介しました。誰しも自分が思う理想の家を叶えたいものです。

 

想いが強いあまり、意見が合わないこともあるでしょう。そういうときはご紹介した解決法をぜひお試しください。

 

弊社では住宅購入前後に特化して、お金に関するお悩みにお答えしております。

 

「住宅購入の予算をどれくらい見積もっていいのかわからない」「教育費にもお金をかけたいけど住宅費のバランスが難しい」など、どんなお悩みでも構いません。

 

知識と経験豊富なファイナンシャルプランナーが、今後のライフプランや現在の家計など、丁寧にお伺いしながら、お悩みにお答えいたします。


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この記事を書いた人
野澤菜々海
大学時代4年間、小さな頃から夢であったブライダルでのアルバイトに熱中し、いつしかライフイベントに興味を持つようになりまし...
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