お金を貯めたいと思っているのに上手くいかなくて悩んでいませんか?
また、いったい何から始めれば良いのかわからないと思っていませんか?
実は、お金を効率よく貯めるには、いくつかのポイントがあります。
ポイントはとても基本的で、誰にもカンタンに取り組めることですが、よく理解していなければ効率よくお金を貯めることはできません。
この記事では、なぜお金が貯まらないのかを、主婦がやりがちな行動をもとに解説します。
また後半では、誰にでも再現可能なお金が貯まる具体的な方法を、どこよりもわかりやすく解説しています。
努力いらずでカンタンにお金を貯めたいと思っている主婦の方は必見です!
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お金を貯めたいと思っても、思うように貯まらないというお悩みをもつ主婦の方も多いのではないでしょうか。
ではなぜ、お金が貯まらないのか、その理由は普段の何気ない行動に隠されています。
この章では、お金が貯まらない主婦がやりがちな残念行動を5つ紹介します。
お金が貯まらない主婦がやりがちな残念行動の1つ目は、目的を持っていないことです。
目的がない状態では、お金を貯めるための計画性が欠如し、浪費や無駄遣いが増える傾向があります。
目的がないまま貯金をする状態を、マラソンで例えてみるとどうなるでしょうか。
マラソンでは、ランナーがレースに参加する際、ゴールに向かって努力することができるのは、ゴールが明確に設定されているからです。
ゴールがあることで、「ゴールまで必ず走り切ろう」「〇時間以内に走りきろう」など、目標の設定ができ、そのために何をすべきかも明確になります。
もしゴールがなければ、ただやみくもに走り続けるのは、苦痛にしかなりません。
ゴールすることを諦めてしまったり、ペース配分がわからず好タイムを出すこともできないでしょう。
貯金でも同じです。
何のために貯めるのかといった目的や、いくら貯めるのかという目標が明確になっていなければ、ただお金を貯めていくのは大変です。
ちょっとした誘惑に負けて浪費してしまったり、貯めていく金額が少なすぎて達成感を得られなかったりしそうです。
目的や目標が明確になっていないと、お金は思うように貯まりません。
2つ目は、収支を把握していないことです。
毎月、何にいくらくらい使っているのかがわかっていなければ、いざ節約しようと思ってもどこから始めれば良いかわかりません。
収支を把握していなければ、支出がコントロールできず、無駄遣いや無計画な買い物をしてしまいます。
収入と支出のバランスがわからなければ、どれくらい貯蓄ができるのかもわからなくなってしまいます。
効率よくお金を貯めるためには、収支を明確に把握し、予算を立てることが大切です。
3つ目は、固定費を気にしていないことです。
固定費は、家計の支出の中で大きなウエイトを占めます。
そのため、固定費を管理できていないと、家計に悪い影響を及ぼします。
例えば、高額なケーブルテレビやインターネットプラン、スマートフォンの契約料金に毎月大金を支払っている場合、これを見直さないことで、無駄な出費が続きます。
同じサービスを提供する他のプランやプロバイダーがあるかもしれませんが、気付かずに高額な支出を続けてしまうことがあります。
固定費をチェックしていないために、毎月の支出が不必要に膨み、貯金や将来への投資に回すチャンスを逃してしまっています。
定期的に固定費を見直すことで、家計に余裕を生み出し、貯金の道が開けます。
4つ目は、貯金をするお金を、先取りせず余った分でおこなっていることです。
しかし、この方法では支出によって残る金額が毎月異なり、無計画な支出が増えてしまうことがあります。
急な出費や予期せぬ支出がある場合、貯金ができず、なかなか増えていきません。
収入のうち余った分を貯金するというのは、意志の固い人でもかなり難しいことです。
誰でも簡単にできるのは、収入から先に貯金をし、残りの金額で支出を考えることです。
先取りの方法を採用し、毎月一定額を貯金する習慣がつけば、より貯金がしやすくなります。
5つめは、投資、運用、および節税ができる新しい制度に疎いことです。
例えばNISAや、ふるさと納税、もしくは民間会社のキャッシュレス決済やポイントカード制度など、利用すると得をする情報は世の中に沢山あります。
ただ、これらを自力で理解することは難しかったり、勉強するのが面倒だったりして、どうしてよいかわからない主婦の方も多くいます。
もし、新しい節税制度を理解できない場合、税金を節約できるチャンスを逃してしまいます。
また、適切な投資や資産運用方法を知らないままでいると、将来の経済的安定に悪影響を及ぼしてしまいます。
結果として、お金を有効に運用する機会を見逃し、税金の支出が増えていしまいます。
主婦の方々がお金を貯めるためには、新しい制度や投資、節税の方法についての基本的な知識を身につけることが大切です。
特に努力もしていなそうなのに、お金を上手に貯めている人をみかけることもあります。
そんな時、なぜこの人はこんなにも上手にお金を貯めているのだろうと不思議になりませんか。
お金を貯めるにはちょっとしたコツがあります。
この章では、お金が自然と貯まっていく主婦のルーチン行動を5つ紹介します。
何を始めるにも、目的を設定することは重要です。
目的は、「〇〇万円貯める」というものではなく「何のために貯めるのか」という貯金の意味を定義づけるものです。
お金を効率的に貯められる人は、目的を持ち、常に意識して貯金に対する自分のモチベーションを上げています。
例えば、子どもの教育資金を貯めたい場合には、子どもにどのように育って欲しいか、そのためにどのような教育機会を確保してあげたいかという思考をします。
また、旅行のために貯金をする場合、旅行がどのような効果をもたらすかを考えます。
自分の好きなこと、大事に思っていることが実現できるとあれば、おのずと「絶対達成したい」というモチベーションを保てます。
お金を上手に貯められる人は、貯金を単なる数字の積み重ねではなく、より良い生活や未来への投資と捉えています。
明確な目的を持っていると、貯金へのコミットメントが高まるので、節約や支出の見直しにも積極的に取り組むことができるのです。
お金が貯まる主婦のルーチン行動の2つめは、収支を把握していることです。
家計簿をつけて、どの項目にお金を使っているのかを把握します。
家計簿をつけると、不必要な支出がわかりやすくなるので、無駄遣いを防ぐことができます。
また、収支を記録することで、目標に向かって進んでいる実感が持て、貯金へのモチベーションを維持できます。
収支を把握することは、お金を効果的に管理し、貯金を増やすために不可欠なステップです。
3つ目は、定期的に固定費を見直していることです。
世の中には多くの会社があり競争をして、日々新しい料金体系や新プランが発表されています。
また、社会の制度が変われば、料金体系が変わる可能性もあります。
ケーブルテレビやインターネットプラン、スマートフォンの契約料金などは、高額な固定費が無駄になっている可能性があります。
一度決めたら変更しないことが多い、電気やガスといった光熱費、生命保険料なども、見直しの対象です。
貯金が上手な人は、無駄な固定費になる契約をせず、1~2年に1回程度は見直す機会を持ち、無駄な固定費をカットしています。
これらの費用を見直す意識を持つ行動が、節約につながり、貯金を増やすことにつながります。
4つ目は、貯める分を先取りしていることです。
毎月の収入から一定額を先に貯金してしまえば、後は残りの分で生活せざるを得なくなります。
先取すれば、貯金額が確実に増え、将来の目標や夢に向けた資金を積み立てることができます。
余った分を貯蓄するのでは、よほど強い精神力がなければ、お金を残すことはできません。
さらに、安定的に貯めておくこともかなり難しくなります。
収入が入ったら先に貯金し、残りの金額で支出を考えるようにすれば、節約意識が高まり、無駄な支出を減らすきっかけにもなります。
主婦の方々がお金を貯めるためには、先取り貯金の習慣を身につけることが大切です。
5つ目は、常にアンテナを張っていることです。
ここでの「アンテナ」とは情報入手のアンテナを指し、常に良い情報を得ようとしている姿勢をいいます。
良い情報を得ることにより、節約の方法や投資の機会を見逃さず、お金を有効に活用することができます。
例えば、クーポンやセール情報を積極的に収集し、必要なものを割引価格で購入することができれば、支出を減らすことができます。
また、新しい投資機会や貯蓄プランについて情報を収集し、将来の資産を増やす道を見つけることができます。
アンテナを張る姿勢は、お金を貯める上で重要なスキルです。
常に新しい情報を探し、賢くお金を運用する意識を持つことが重要です。
お金が貯まる主婦の行動はわかったけど、具体的にどのように行動すればよいかわからない、と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この章では、特別な努力はせずに、努力いらずでカンタンにお金を貯める方法を5つ紹介します。
貯金をするために、最も重要なのは「貯金の目的を決めること」です。
カンタンで当たり前のように思いますが、実は最も重要なことです。
「何のために貯めるのか」と貯金の意味を定義づけることから始めましょう。
例えば、「旅行が生きがいだから、毎年1回海外旅行に行けるように〇万円貯めよう」とか、「大切な子どものために、進学や留学で自分の興味関心のある進路を自由に進ませてあげられるようにしてあげたい」などが目的になります。
目的の大小は問いませんが「絶対達成したい」というモチベーションを保てる内容が良いでしょう。
目的が決まれば、その実現のために「何円」を「いつまでに」貯めるべきかもおのずとみえてきます。
目的と目標は、数字で明確にしておきましょう。
目的が決まったら、現状の収支を把握しましょう。
手書きの家計簿をつけるのも良いですし、今は簡単に管理ができて無料で使える家計簿アプリなどもたくさん提供されています。
なかには、レシートを読み込んで記録出来たり、銀行とリンクしてクレジットの使用明細や口座の残高も反映できる高性能アプリもあります。
初めて使用するなら、シンプルで自分が使いやすい家計簿を用意して、記録してみることから始めましょう。
収支が明確になったら次は、削減できる固定費をカットしましょう。
特に、インターネットプランやスマートフォンの契約料金などは、見直すと大幅に節約できる可能性があります。
また、一度決めたら変更しないことが多い、電気やガスといった光熱費、生命保険料なども、実は見直しができる場合もあります。
まずは、ネット上の価格比較サイト等を使って情報を収集してみましょう。
とはいえ、自分だけで決めるのは難しかったり、わからないという方もいらっしゃると思います。
その場合は、家電量販店や保険・光熱費の見直し相談をしているところへ相談に行ってみるのも方法の一つです。
また、お金のことなら、プロのファイナンシャルプランナーに相談をしてみるのも良いでしょう。
見直しでは、複数のプランを比較して、合理的なプランを選択しましょう。
固定費の見直しをして、貯金に充てるお金ができたら、先取りをして貯金をしましょう。
まず簡単なところで、手元で置いておきたい現金を貯めておくには、収入から天引きして積立をする分を取っておきましょう。
ポイントは、自動引き去りする制度を使うことで、使用して余った分を貯金するという意識は捨てましょう。
お金を置いておく銀行にも注意です。
ATMがたくさんあって、窓口も使用しやすいメガバンクを使用するのも良いですが、大手銀行の利子は0.001%~0.002%というところがほとんどです。
一方ネット銀行だと、大手メガバンクよりも金利が高い銀行があります。
普段頻繁に出し入れしないお金については、ネット銀行に入れておくなど少しでも金利が良い銀行に置いておく意識を持ちましょう。
NISAやiDeCoは、聞いたことはあるけどよくわからないと、敬遠していませんか。
これらの制度は、節税ができたり、運用してお金を増やすことができるなどのメリットがあり、何もしないでいるのはとてももったいないことです。
ぜひ興味をもって理解し、賢く活用しましょう。
通常、株式や投資信託などに投資をして得た運用益には、約20%の税金がかかります。
例えば、株を10万円分購入し、1万円の配当が出たとしても、税金として20%分の2,000円が引かれてしまうため、受け取れる配当は8,000円になってしまいます。
しかしNISAを利用して金融商品を購入した場合、この税金はかかりません。
10万円分購入したの金融商品に対して、1万円の配当が出れば、非課税で1万円を全額受け取ることができます。
この制度は、個人投資家を増やす目的で作られている制度で、2024年からはさらに制度の内容が拡大し、恒久化される予定になっています。(参考:金融庁ホームページ NISAとは?)
現在は、一般NISAと積立NISAに分かれていますが、2024年からはつみたて投資枠と成長投資枠にわかれます。
毎月積み立てるNISAでは、取り扱う金融機関によって月の投資金額が数百円という少額から投資をすることもできます。
投資はハードルが高いと思っている方も、まずは少額から始めてみることをおすすめします。
こちらの記事もあわせてどうぞ:NISAと貯金どっちがいいの?知らない人は必読!両者の違いについて
iDeCoは、私的年金の制度で、自分で運用方法を選んで掛け金を拠出し運用をします。
運用先は、NISAと同様に投資信託を使って運用しており、運用益が非課税なのは同じです。
iDeCoはさらに、掛け金全額が所得控除の対象になるのが特徴的です。
仮に、毎月の掛け金が1万円で年間12万円積立をした場合で、所得税が10%、住民税が10%とすると、年間2.4万円の税金が軽減されます。
iDeCoの年金は、原則60歳から75歳までの間に受け取ることになっています。(参考:iDeCo公式サイト iDeCoってなに?より)
国の制度を賢く活用し、短期の貯蓄だけではなく、将来のための貯蓄も準備しましょう。
こちらの記事もあわせてどうぞ:貯蓄型保険とは?メリット・デメリット、iDeCoとの違いまで解説!
自分が任意で選んだ自治体に対して寄附(ふるさと納税)をおこなった場合、寄付金額のうち2,000円を除いた分が所得税と住民税から控除される制度です。
ふるさと納税の嬉しい点は、各自治体の特色を反映した返礼品がもらえるということです。
ふるさと納税をすれば、節税になるわけではありませんが、ただ税金を納めるよりもお得であることはまちがいありません。(参考:総務省 ふるさと納税 ポータルサイトより)
今や、多くのお店やサービスの支払いで、当たり前にキャッシュレス決済を利用するようになりました。
PayPayや楽天カードなどは、聞いたことがある方、既に使用している方も多いのではないでしょうか。
PayPayや楽天などのキャッシュレス決済を利用すると、金額に応じて現金として使えるポイントが還元されます。
ポイント還元率は状況によって異なる場合もありますが、支払った金額に対して1%程度のポイントを受け取ることができます。
もし、年間の決済を全てキャッシュレス決済に変更して、支出の1%が現金同様に使えるポイントとして受け取れたとすると、かなり大きな収入になります。
現金で決済しても、キャッシュレス決済をしても、お金を使う行為に差はありません。
しかし、どのようにお金を使うかによって、その後の収支が大きく変わってきます。
登録もとても簡単なものが多いので、ぜひ活用することをおすすめします。
この記事ではまず、お金が貯まらない原因を、主婦がやりがちな行動をもとに解説しました。
また後半では、誰にでも再現可能なお金が貯まる具体的な方法を、わかりやすく解説しました。
紹介した方法はどれもとても簡単で、誰でも今日からでも始められることばかりです。
ただ、自分一人では決めることができないと不安になった方もいらっしゃるかもしれません。
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知識を得ても行動しなければ、何も変わりません。
この記事が、あなたの一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。